初学者が3ヶ月間で中国語検定4級を受けるまで、勉強してみて気づいたこと

一年の計は元旦にあり。
昨年末に大掃除が終わってから、ブックオフに寄って本を買い漁った。
正直回収できないフラグを立ててるみたいに見えるけど、その勢いでもって、3/28(日)に中国語検定4級を受けるまでの道のりと、気づきを書いてみる。

私のレベルは、大学などで中国語を勉強したことがなく、海外アノマリーで加油(チャーヨー、頑張れ、の意味)などを覚えたくらい。あとはおじさんで辞書は紙で見るのがなじむため、電子辞書とかは使いこなせてない。また桃園アノマリーの頒布会ときに、DoragonJapanさん+六花さん(木野陽さん)のブースの場所取りを頼まれたのだけど、良い席だったせいかNianticのHilda(確か香港の人)が目の前で魔法同盟の砦戦を始めて、中華圏の人達が目の前でメチャ楽しそうにワイワイやってるのを指を咥えて見てた、という体験がある。記事に書けるくらいなのでトラウマまではいかないが、ある意味中国語をわかりたい!と思った原体験ではある。あと台湾の渡航経験はあるけど、中国大陸へは未踏で、つまり簡体字にはそれまで馴染みがなかった。
まずベースとしてこの本をメインに使用した

これは一言で言うと、中国語の文法がゼロから中検4級レベルまで、繰り返し学べる本である。飽きっぽい私にとっては神本である。
見開き2ページが1ユニットになっており、そのうち左が本文で、右には余白やパンダの絵が多く、たまに解説とかもある。余白がなくてミッチリ書いてあるタイプの本だと気合を入れないとできないけど、この本なら1ユニット10分くらいでサクサク学習できる(作者は新規単語を10回ずつ書いたり読んだりするように指定しているが、回数は2回に省略した)。要はスキマ時間に学習できるタイプの本になっている。
この本のキモは、繰り返し学習できするように、欄外に何回目の学習かチェックして、日付を記入する欄があって、またそのUnit自体の新規学習と、直前Unitの復習、7ユニット前の復習、28ユニット前の復習がセットになっていることである。このペースにうまく乗るといい感じに進めていくことができる。実際の私の学習ペースがこちら。
月と旬
学習ペース
(疑似グラフ)
学習ペース
(数字)
学習ペース
(累計)
1月上旬OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO2323
1月中旬OOOOOOOOOOOO1235
1月下旬   
2月上旬   
2月中旬   
2月下旬OOOOOOOOO944
3月上旬OOOOOOOOOOOOO1357
3月中旬OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO2279
3月下旬OOOOOOOOOOOOOOOOOOO1998
見事な中だるみであるもののww、全98ユニットを試験前日になんとか終わらせた。この本は前述の通り1つ前、7つ前、28つ前の復習があるので、それを入れれば126ユニットになるが、とりあえず新規学習は終わっている。ダイエットの1つに毎日体重を計るとかがあるが、欄外の学習チェックでなんとなく進んでる感がわかったので続けることができた。
あとは巻末に単語帳もあるので、辞書がなくても学習できなくもないが、本文と巻末をあっちめくりこっちめくりするのは煩わしいので、別に辞書があった方がいいと思う。

単語帳はコレ
見てわかるように、中国政府系の組織が開催するHSK用の単語集を日本語訳したものである。中検4級はHSK3~HSK4(数字の多いほうが難しい)の中間くらいなので、やや中検4級にしては難しい。リスニングの音声もだいぶん速い。あとこれとは別にキクタン(中国語会話入門編)も持っていて、どちらの音源もダウンロードしてざっと聞く、そんな使い方をしている。
辞書はコレ
実はこれ以外に中日・日中の合わさった辞典も持っていたのだが、厚さのために使うのをためらっていたので、新しく買うことにした。第2編初版は1996年刷とやや古いが、紙質が良いためひくのが楽しくなってくる。辞書は手にとってみないとわからない部分もあるけど、中古にしては書き込みのない新品同様だったので良かった(けっきょく鉛筆で書き込んでるんだけど…)。
資格試験用の問題集はコレ
この本は直前の1ヶ月で頻出の内容をしっかりと押さえるのがコンセプトで、全24日のトレーニングと、模擬試験がついている。トレーニングは非常にまとまっていて、中国語教本【入門編】で学んだ内容を復習することができた。正直言うと中国語教本【入門編】からだいぶんレベルが上がって完走できないかと思ったけど、なんとか1月でやり終えることができた。また私自身今回がはじめての中検受験なので、出題内容がよくわかって良かった。
あとはリスニングに便利なスマホアプリ
これらの本は辞書を除いてすべてCDか音声が付属/ダウンロード可能である。リスニングにおいてこれらを利用しない手はない。

学習素材をまとめた表
 出版社タイトル内容
音声
CD
音声
ダウンロード
 
1ALC
真剣に学び続ける人のための中国語教本【入門編】
繰り返しで身につく文法本。初級編(中検3級)と中級編(中検2級)もある 
2ask新HSK1~4級単語トレーニングブック定番単語集の日本語訳版。コスパ最高!- 
3ALCキクタン中国語会話【入門編】定番の「中国語+日本語+中国語」でリズムに乗って覚える単語集 
4白帝社標準中国語辞典やや薄めで引くのが楽しい辞書-- 
5ask出るとこだけ! 中国語検定4級合格一直線頻出箇所のトレーニング+問題集 
さらに、ALC社の本には専用アプリがあり、こちらからダウンロードすることで、スマホから耳の学習ができる!このアプリは2秒巻き戻しとか、9段階(0.5 0.7 0.8 1 1.2 1.5 2 2.5 3)もの再生スピードの調整ができたり、とにかく語学専門の出版社であるALCの出しているアプリだけあって、かゆいところに手が届くようになっている。あと田舎住みで車を運転することも多いのだけど、カーステに接続して垂れ流ししたり、昼休憩に聞いたりできるのも良い。
そんなこんなでほぼほぼ初学者が3ヶ月間の猛ダッシュで中検を受けた話でした。自己採点してみると、合格ラインがリスニング、リーディングそれぞれ60%以上に対して、それぞれ70%、約66%で、けっこうギリギリだけど、逆に言うとなんとかそのレベルまで持ってきた感触はある。それまで全然読めなかった台湾VFSのTelegramチャットも、文法を押さえることでちょっとは理解できるようになってきた。ネイティブの方々とコミュニケーションするには正直まだまだリスニング、リーディングともに力不足だけど、中国語圏の人達とのとっかかりを持つ基礎になったような気がする。私の場合はわりと飽きっぽいのだけど、とにかく真剣に学び続ける人のための中国語教本【入門編】」で文法を押さえて、「出るとこだけ! 中国語検定4級合格一直線」でそれを体系化できたのが良かったのかも。いろいろと人により学習素材の向き不向きはあると思うけど、自分に合うものを選んでやると継続できて良い気がする。

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