人生初の中検(中国語検定)を受けてきた

いつもはIngressの記事を書いているのだけど、語学の話を書いてみる。
2019年の5月に初の海外アノマリーとして台湾の高雄に行ったとき、私は「シェシェ、ニーハオ、ツァイチェン、イーアルサンスー」しか喋れなかった。これは日本語で言うと「ありがとう、こんにちは、さようなら、1234」だ。コナミのイーアルカンフーがなかったら数字も怪しかっただろう。
空港とかアノマリーはなんとかなる。誰かが英語を喋れるからだ。ただ街中の食堂でメニューを見ると、何が書いてあるかわからない。漢字だらけなのである程度は読めるけど、日本語で何を表すのかわからない。高雄の牛肉麺屋さんで英語が通じなかった時には親切な別のお客さんが即席で通訳してくれた。アノマリーの打ち上げとかでは、Google翻訳アプリで筆談ができるので意思は通じる。ただスマホ操作で中断されるので生の会話ほどのテンポ感はない。
一番困ったのは、桃園アノマリーの時にコンビニにトイレがなく、Where is the toilet?とかWhere is the bathroom?とか聞いても若い店員には通じず、異国の街で自分の尿意をジェスチャーで伝えるはめになる
あとは最近台湾のVFSにお邪魔してみているんだけど、ビデオチャットにて日本語の喋れる人(VFS台中ではDLKoikinguさん)とは喋れるが、その他の人の言っていることはわからない。
そんなこんなで私は考えた。「中国語を勉強しよう」。でモチベーション維持のために中国語の試験を受けることにした。現在日本で受けられる主な中国語の試験には以下のようなものがある。
試験の通称(正式名称)主催開催回数
受験者
2018年
受験料
URL
中検
(中国語検定)
一般財団法人
日本中国語検定協会
年3回
約3万4千人
(横ばい)
4,000円
(4級)
http://www.chuken.gr.jp/
HSK
中国政府教育部
孔子学院总部/国家汉办
ほぼ毎月
(ただし月により会場が限られ、東京だけとかの月もある)
約3万4千人
(上昇中)
6,160円
(レベル3筆記
)
http://www.hskj.jp/
Tocfl
(台湾華語能力検定試験)
台湾の国家中国語能力試験推進委員会年2回-5,500円(郵送料含む)https://tocfl.jp/
試験の通称(正式名称)試験時間
試験内容
特徴文字備考
中検
100分(4級)
リスニング+リーディング+ライティング

日本の協会が実施する翻訳者向けの試験。歴史は長い。簡字体今回受けてみたやつ
HSK
100分(レベル3)中国の機関が実施する全世界共通の試験。中国留学向け。注目されている
Tocfl
120分リスニング+リーディング台湾の機関が実施する試験。台湾留学向け。繁字体HiroTさんが受けてた
私が中検を受けることにしたのは、まず会場に鳥取県境港市が設定されていたからだ。COVID-19の流行下で、県外移動がないのは助かる。あと中検はHSKに比べて正確な知識を要求される試験勉強的なところがあり、時間が比較的ある今のうちに受けておこうと思ったのもある。受験料以外にかかる費用が安い(広島や大阪に車で1泊で行くと片道3時間往復6時間、2万5千円くらいは時間もコストもよぶんにかかる)のもいいところ。
でようやく受験体験記。
今回の中検の試験は第102回ということで、ずっと年3回なら34年続いているのだろうか?私が受けることにした4級の試験は大学1年次終了程度の難易度であり、午後13:30に説明開始。よーく受験票を見ると、「開始時間に遅刻すると最初のリスニングが受けられない」とあるので、早めに移動。会場の境港公民館の駐車場が狭いのに辟易。
会場に入ると4級(大学1年次の一般教養相当)の受験者は学生さんらしき若い人が多く、アラフィフの私は最年長なのかもしれない。受験者は1つの教室に20人くらいいただろうか。
で説明が始まるのだけど、とにかく試験官がぐだぐだ感満載wwww
まず小会場のためか、会場の玄関に中検受験者の氏名、住所、連絡先(電話番号)を記入するようになっていた。これはまぁ感染症の懸念としてわかる。しかし試験が終わって約2時間後もそのままになっていたwwwwここは一般の利用者も出入りする公民館だぜ。無人なので悪意のある人がワルサする余地だらけ。ただ最初に来た時は入口で人が立っていて「併願ですか?」(午前と午後で別の級を併願できるので、朝一に書いた人は二重に書かなくても良いと思われる)と聞かれたので、もしかしたら朝から置きっぱなしだったのかも。悪意のある人がいない事を祈る。
で私の部屋はおじいちゃんおばあちゃんの2人が教室の試験官だったが、メイン担当のおじいちゃんの説明の読み上げや、リスニング用のラジカセ操作が怪しい。もう1人のおばあちゃんは経験豊富なようで、おじいちゃんの喋りが怪しい所に都度都度補足している。
極めつけは全7ページの問題文に落丁がないか、試験開始前にめくって確認した。「中身を見ずにめくって」と言われたけど、こんなのは50年近く生きてて初めてだ。ラジカセのボリュームの調整も、一回テストで流して調整があった後、なぜか試験前にもう1回音量、音質について聞かれた。まぁ良く言えば丁寧で親切。悪く言うとどんくさい。
試験時間は100分だったけど、リスニング終了の30分後から最後の10分までは退出できる。私は最後の時間まで悪あがきするタイプなので(余裕があれば寝てることもある)、一通り終わってからも見直しとか、マークの塗りつぶしとかをしてたのだけど、私を含めた3人を除きほとんどの受験者が退出していって少し焦った。
試験自体は事前に対策していて、まぁ予想の範囲内だったけど(できたとは言わない)、とにかく試験運営がぐだってて驚いた!
他の土地の中検の運営も、こんな感じなのか気になって仕方ない。





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